日本赤十字社 大分県赤十字病院

大分赤十字病院は、患者に、職員に、地域医療機関に選ばれる病院を目指しています。

呼吸器センター

医療機関の認定

日本呼吸器学会認定臨床研修施設
日本アレルギー学会認定教育施設
日本呼吸器内視鏡学会関連認定施設
呼吸器外科専門医合同委員会関連施設

現状及び特色

 当院では、2016 年10月に呼吸器内科と呼吸器外科が同じ病棟に集約され、呼吸器センターが開設されました。同じ呼吸器疾患でも、診断と治療は様々であり、薬物治療を中心とする内科的治療が適しているのか、手術による外科治療が適しているのかを判断するのは、時に難しい場合があります。センター化による呼吸器内科医と呼吸器外科医の情報共有により多種多様な呼吸器疾患の診断と治療がより効率的に行えるようになり、質の高いチーム医療が可能となりました。

 呼吸器疾患の中で、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、肺炎などの呼吸器感染症、間質性肺炎などのびまん性肺疾患、手術困難な進行肺癌などは呼吸器内科が担当し専門的な治療を行っています。一方、早期の肺癌や縦隔腫瘍の他、気胸・膿胸などの胸膜疾患などは外科治療を必要とするケースが多く、経験豊富な呼吸器外科スタッフによる治療が行われています。

 当呼吸器センターにおいては、肺癌が最も重要な疾患であり、肺癌診療は、呼吸器内科、呼吸器外科に加え、放射線科の放射線治療部門との緊密な連携によって行われています。肺癌の診断は呼吸器内科が担当し、診断確定後、呼吸器内科医、呼吸器外科医、放射線治療医、病理診断医による肺癌治療検討会 (キャンサーボード ) において治療戦略を立て、ガイドラインに基づく集学的個別化治療を行っています。

 手術適応がある場合は呼吸器外科にて胸腔鏡を用いた低侵襲手術を中心に外科的治療が行われ、手術適応のない進行肺癌の場合は呼吸器内科において分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害薬、細胞障害性抗癌剤を用いた癌薬物治療が行われます。

 また、一部の症例には、定位放射線治療を含む根治的放射線治療や化学療法と放射線治療を組み合わせた治療が選択されます。さらに、終末期の緩和ケアを必要とする患者に対しては、緩和ケアチームとの連携のもと、全人的苦痛に配慮した的確な緩和ケアが提供できる体制を整えています。

 当センターでは、呼吸器内科医と呼吸器外科医が協同し、患者さんひとりひとりの病状に合わせた最適な治療を提供できるようスタッフ一丸となって努力しています。医療関係者の方々には、ぜひ当センターをご利用、ご紹介いただけますようお願い申し上げます。

医師紹介

呼吸器内科部門
第一呼吸器内科部長 重永 武彦
第二呼吸器内科部長 畑 正広
呼吸器内科副部長 増野 智章
呼吸器内科医師 本城 心
呼吸器内科医師 濱中 良丞
呼吸器内科医師 松本 祐二
呼吸器外科部門
呼吸器外科部長 大場 太郎
呼吸器外科副部長 水内 寛