リハビリテーション科
当科では、低下した筋力の回復、疼痛の緩和、関節の動きの改善を目的に、理学療法を中心に電気や熱を利用した物理療法、器具または徒手による運動療法、渦流浴をもちいた水治療法など、患者各人の症状と運動能力に応じたリハビリ計画を作成し治療しています。また、予防医学のひとつとして、最近の話題である転倒予防への取り組みを行っています。
現状及び特色
日本整形外科学会認定リハビリテーション医(リハビリテーション科部長兼整形外科副部長)1名、理学療法士10名(呼吸療法認定士1名、日本糖尿病療法指導士1名)、作業療法士4名(日本リウマチ財団登録作業療法士2名)、言語聴覚士2名の体制で従事しています。
疾患別リハビリテーションの施設基準は、脳血管疾患等リハビリテーション料(II)、廃用症候群リハビリテーション料(II)、運動器リハビリテーション料(I)、呼吸器リハビリテーション料(I)、がん患者リハビリテーション料を届け出ています。
診察内容は、整形外科手術後、脳血管疾患発症後、外科周術期などの症例に対する急性期リハビリテーション及び地域包括ケア病棟入院患者の在宅復帰に向けたリハビリテーションを主体としています。
また、院内の〝NST委員会〟〝褥瘡予防対策委員会〟〝RST〟〝排尿ケアチーム〟の委員としても活動し、専門知識を活かしたチーム医療に取り組んでいます。
医師紹介
瀬尾 健一 せお けんいち
リハビリテーション科部長 兼 整形外科副部長
- 専門分野
- 関節外科、リウマチ外科、外傷
- 専門医・認定医
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日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本リウマチ財団登録医
診療実績
●疾患別リハビリテーション(単位数)
・脳血管疾患 8,831
・廃用症候群 10,932
・運動器 21,149
・呼吸器 9,455
・がん患者リハビリテーション 2,419
■業績集
【講演】
●運動して転倒を防ごう
小池 雄大
市民健康講座(2023/7/24)