日本赤十字社 大分県赤十字病院

大分赤十字病院は、患者に、職員に、地域医療機関に選ばれる病院を目指しています。

tel:097-532-6181

消化器内科

【患者の皆様へ】

 私たちの専門領域は食道・胃・小腸・大腸・肝臓・胆嚢・胆管・ 膵臓の疾患です。これらの領域の癌の診断や内視鏡治療をはじめ、胆石、総胆管結石、 膵炎の内規鏡治療や第2の国民病といわれるC型、B型肝炎の診療を肝胆膵内科と協力しながら取り組んでいます。

 さらに当科の特徴として潰瘍性大腸炎やクローン病の診断・治療に力を注いでいます。気軽にご相談頂けるようお願い致します。

医療機関の認定

日本消化器病学会認定施設
日本消化器内視鏡学会指導施設
日本消化管学会指導施設

現状及び特色

 消化器内科は食道、胃、小腸、大腸、肝臓、膵臓、胆嚢さらに腹膜疾患など広い領域の病気を扱う科です。我々は、腹部にかかわる症候・疾患に対してまず窓口として対応する医師の集団として活動しております。肝胆膵内科と協力し、また外科、放射線科、泌尿器科、産婦人科とも密に連携しあらゆる可能性を検討し、集学的な診断と加療を心がけております。

 その中でも当科では高度な消化管の専門治療を要する病気の治療に、特に力を注いでいます。当院では県内でもいち早くNBI(narrow band imaging:狭帯域光観察)を導入し、現在では、ほぼすべての消化管の内視鏡検査においてNBI併用拡大内視鏡検査が可能な検査体制を整えています。当科では発見が難しいとされる咽頭(のど)から食道・胃・十二指腸および大腸検査のきめ細かい内視鏡検査に取り組んでおります。

 内視鏡的切除(内視鏡的粘膜下層剥離術、ESD)についてはこれまで多くの症例を行ってきております。食道・胃・十二指腸および大腸腫瘍の内視鏡的切除(内視鏡的粘膜下層剥離術、ESD)は、2016年度106例でした。2009年7月から2016年12月までのESD加療の治療成績は一括完全切除率(取り残しがない一括切除)が胃腫瘍97%(324/333)、 食道腫瘍100%(62/62)、 大腸腫瘍96.4%(81/84)と良好な成績を収めております。治療結果は必ず1枚のサマリーを作成し、患者さんおよび紹介医の先生に分かりやすい病状説明を行っております(下記図)。

 食道・胃・大腸がんの治療について最も重要な、常に根治度を優先した適応選択を心がけ、安全で満足いただける内視鏡治療を提供できるよう日々努力しております。そのために毎週、症例のディスカッション、病理カンファ等を行い、診断力の向上に努めております。

 さらに当科の特徴として潰瘍性大腸炎やクローン病の診断・治療に力を注いでいます。これまで多くの炎症性腸疾患症例を経験しており、難治例や重症例の受け入れを積極的に行っております。潰瘍性大腸炎やクローン病には内服療法のみならず血球除去療法、生物学的製剤を積極的に導入しています。クローン病の狭窄においては可能な場合には内視鏡(時に小腸カメラ)で拡張術を行っております。

 また、早くからカプセル内視鏡検査やダブルバルーン内視鏡を行ってきたことより小腸出血の検査・治療および腫瘍の発見等にも力を注いでいます。

診療担当表

成田 竜一 上尾 哲也 成田 竜一 上尾 哲也 本村 充輝
本村 充輝 成田 竜一(予約のみ) 都甲 和美 成田 竜一(予約のみ) 成田 竜一
和田 蔵人 安部 雄治 ローテーション 井上 翔太郎 根布屋 悟
手術日等

医師紹介

上尾 哲也 うえお てつや

消化器内科部長

専門分野
消化器全般
治療内視鏡
専門医・認定医
日本内科学会認定医
日本消化器内視鏡学会指導医
日本消化器病学会専門医
日本消化管学会指導医
日本ヘリコバクター学会認定医
大分大学医学部臨床教授

都甲 和美 とごう かずみ

消化器内科医師

専門分野
消化器内科
専門医・認定医
日本内科学会認定医
日本消化器病学会専門医

和田 蔵人 わだ くらと

消化器内科医師

専門分野
消化器内科
専門医・認定医
日本内科学会認定医

井上 翔太郎 いのうえ しょうたろう

消化器内科医師

専門分野
消化器内科
専門医・認定医

安部 雄治 あべ ゆうじ

消化器内科医師

専門分野
消化器内科
専門医・認定医

実績

診療実績 (2016年の年間検査・治療のおもな件数は下記のとおりです。)

・上部消化管内視鏡検査            約4220件
・下部消化管内視鏡              約1900件
・内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)       約106件
・内視鏡的ポリープ切除術ないし粘膜切除術   約211件
・小腸内視鏡・カプセル内視鏡検査       約270件
・内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査       約300件
・超音波内視鏡検査              約190件
・内視鏡的止血術               約40件
・食道・胃静脈瘤内視鏡治療          約56件
・胃瘻造設術                 約18件
・イレウス管挿入術              約24件
・年間入院症例数               約1911件