厚生労働大臣が定める掲示事項

当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です

1.入院基本料について

(1)一般病棟入院基本料

日勤・夜勤平均して入院患者7人に対して1人の看護職員、入院患者25人に対して1人の看護補助者を配置しております。

(2)地域包括ケア病棟入院料2

日勤・夜勤平均して入院患者12人に対して1人の看護職員、入院患者25人に対して1人の看護補助者を配置しております。

看護職員の配置状況等は各病棟に掲示しております。

2.DPC対象病院について

当院は、入院医療費の算定において、出来高算定と包括算定を組み合わせたDPC対象病院です。

医療機関係数1.5327(基礎係数1.0451+機能評価係数Ⅰ0.3923+機能評価係数Ⅱ0.0766+救急補正率0.0187)

3.入院時の食事について

当院では入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士によって管理された食事を適時(朝8時、昼12時、夕6時)適温で提供しています。病状などにより、特別食を必要とされる患者さんについては、医師の発行する食事せんに基づき適切な特別食を提供しております。

4.明細書発行体制について

当院では領収書をお渡しする際に、個別の診療報酬の算定項目がわかる明細書を発行しております。

5.一般名処方について

当院では後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(お薬の商品名ではなく有効成分を処方箋に記載すること)を行う場合があります。そうすることで、医薬品の供給が不足した場合でも患者さんに必要なお薬が提供しやすくなります。

6.後発医薬品使用体制加算について

当院では、患者さんの医療費負担軽減及び医療保険財政の改善のため、後発医薬品を積極的に使用しております。医薬品の供給が不足した場合に医薬品の処方等の変更に対して適切な対応する体制を有しております。医薬品の供給状況によって薬剤を変更する可能性がありますが、その場合には患者さんに十分な説明を行います。

7.保険外負担に関する事項

(1)個室料等について

(2)文書料

(4)初・再診時の選定療養費について

医療機関の機能分担を目的として厚生労働省が定めた制度であり他の医療機関等からの紹介状なしに受診する場合には初診、再診時に患者さんから一定の金額を徴収することが義務化されています。

初診時選定療養費 7,700円     再診時選定療養費 3,300

(5)入院期間が180日を超える入院について

同一の疾病により180日を越えて入院される患者さんは、難病や重症の方を除いて健康保険法等による自己負担額とは別に選定療養費をご負担いただきます。

急性期一般入院基本料1を算定する場合 →  1日につき2,723円(税込)

(6)長期収載品の処方に関する事項

令和610月より後発医薬品があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合に先発医薬品と後発医薬品の価格差の4分の1を自己負担していただきます。先発医薬品を処方する医療上の必要が認められる場合等は特別な料金はいりません。

8.医科点数表第二章第十部手術通則第5号及び第6号並びに歯科点数表第二章第九部手術通則第4号に掲げる手術

9.入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制、意思決定支援及び身体拘束最小化について

当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書にてお渡ししております。また厚生労働大臣の定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意思決定支援、及び身体拘束最小化の基準を満たしております。

10.院内トリアージについて

院内トリアージとは、診察前に緊急度を判断し、より早期に診察を有する患者さんから優先して診察する仕組みです。当院では、救急外来に受診された患者さんに対して緊急度・重症度を判断し診察を行います。受付の順番とは異なり、診察の順番が前後することや待ち時間が長くなることがありますが、ご理解とご協力をお願いします。

11.医療情報取得加算・医療DX推進体制加算

当院では、医療情報取得、医療DX推進体制に係る下記の整備、活用に努めています。

  • 医師等が診療を実施する診察室等において、オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して診療を行う
  • マイナ保険証の利用促進等、医療DXを通じて質の高い医療の提供
  • 電子処方箋の発行及び電子カルテ情報サービスなどの医療DXに係る取り組み

12.慢性維持透析を行っている方への下肢末梢動脈疾患の管理について

当院で維持透析をされている患者さんには下肢末梢動脈疾患のリスクを減らすために評価を行い、必要な指導を行っています。リスクの高い患者さんにはご本人やご家族に説明の上当院の複数の診療科と連携して専門的な治療を行う体制を整えています。

13.外来腫瘍化学療法診療料について

専門の医師、看護師又は薬剤師が院内に1人以上配置され、患者さんから電話等による緊急相談等に24時間対応できる連絡体制を整備しています。また、急変時等の緊急時には入院できる体制を確保しております。なお当院で実施される化学療法のレジメンの妥当性や安全性を評価し承認する委員会を開催しております。

14.地域歯科診療支援病院歯科初診料について

当院では、以下の歯科診療に係る院内感染防止対策を実施しております。

  • 口腔内で使用する歯科医療機器について、患者ごとの交換や専門の機器を用いた洗浄・滅菌処理の徹底
  • 感染症患者に対する歯科診療に対応する体制の確保
  • 歯科外来診療の院内感染防止対策に係る標準予防策及び新興感染症に対する対策の研修を定期的に受講している歯科医師の配置

15.歯科外来診療医療安全対策加算について

当院では、以下の歯科診療に係る医療安全管理対策を実施しています。

  • 治療中における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、当院の医科診療科との連携体制の確保
  • 医療安全に関する研修を修了した歯科医師が治療を行っております
  • 安心で安全な歯科医療環境の提供を行うために十分な装置・器具等を有している

16.歯科技工加算について

当院では、患者の求めに応じて、迅速に有床義歯の修理及び床裏装を行う体制を整備しております。

17.その他

当院では屋内外を問わず病院敷地内全面禁煙となっておりますので、ご理解とご協力をお願いします。