日本赤十字社 大分県赤十字病院

大分赤十字病院は、患者に、職員に、地域医療機関に選ばれる病院を目指しています。

tel:097-532-6181

救急科

医療機関の認定

大分大学救急科専門研修プログラム関連施設

現状及び特色

 当院は大分市中心部の二次救急施設で24時間365日の救急患者受け入れを目指しています。当院では平日日勤帯は救急専従医が、夜間休日は内科系1名、外科系1名の当直医が初期診療を行ない、入院加療が必要と判断した場合には適切な専門診療科に引き継ぎます。

 当部門は救急総合診療科という形で運営していましたが、2020年度からは救急部として独立した部署として運営して行くこととなりました。

 当科はおもに日中の救急車対応を行っています。救急患者の初診を行い、適切な診療科に橋渡しします。2018年より救急当番日も救急車対応を担当し当直の先生の負担の軽減を図っています。2019年より各科の有志とともにRapid Response team(RRS)を立ち上げました。院内急変を少しでも減らすため、入院患者が危機に瀕する前に介入していくことを目的としています。院内の周知が広がり、徐々にRRSコールも増えてきています。

 災害医療に関してはDMAT及び日本赤十字社救護班として、依頼があれば可能な限り速やかに対応できる体制の確立を目指しています。東日本大震災、熊本地震、九州北部豪雨、西日本豪雨にもDMATや日赤救護班を日本赤十字社大分県支部と協力して当院から派遣しました。研修や訓練にも積極的に参加しており、大分大学病院や大分県立病院、臼杵コスモス病院の災害訓練にも参加しました。

 行政にも積極的に協力しており、大分市メディカルコントロール協議会事後検証会や大分県搬送協議会及び救急救命士再教育部会、大分県災害医療対策協議会及びDMAT運営部会などに参加しています。大分県や大分市の災害救急医療の発展に微力ながら尽くしていきたいと思っています。またICLS/JMECCやJPTEC/MCLSの運営にも協力し、救急医療や災害医療の普及にも努めていきたいと思っています。JMECCでは一昨年、昨年と日内会館で開催された指導者講習会の講師として参加しました。

 当院は研修指定病院であり、初期研修医は夜間休日当直に加え、ローテーションで救急部研修を行います。救急外来で初期診療を経験するとともに、心肺停止患者に対する二次救命処置、さらには重症患者の初期対応に関する研修を行っていきたいと思っています。救急外来という緊迫した状況において、自分で考える力を養うこと、適切な医療が提供できること、効率的にマネジメントできることを研修目標としています。

診療担当表

医師紹介

高橋 健 たかはし けん

救急科部長 兼 総合診療科部長

専門分野
内科
専門医・認定医
日本内科学会内科認定医/総合内科専門医/指導医
日本消化器病学会専門医
日本プライマリケア学会認定指導医
社会医学系指導医、日本救急医学会専門医
ICD
日本DMAT隊員(統括)
大分DMATインストラクター
MCLS管理世話人
JPTEC世話人
ICLS /JMECCディレクター
ITLSインストラクター

実績

診療実績 (カッコ内は2018年の実績)

 救急外来受診患者数は6033名(6425名)とここ数年減少傾向にあります。軽症患者4340名(4650名)、入院患者数1680名(1756名)、そのうち重症患者数120名(166名)といずれも減少傾向にあります。心肺停止患者数(検証票対象)も13名(19名)と減少しました。救急車受け入れ台数も1807台(1855台)と減少傾向にあります。

 救急外来受診患者の27.8%(27.1%)、救急車で搬入された患者の56.2%(56.8%)が入院となり、入院率は高い状態を維持しています。