脳神経外科
現状及び特色
脳神経外科とは脳、脊髄、末梢神経系およびその付属器官(血管、骨、筋肉など)を含めた神経系全般の疾患のなかで主に外科的治療の対象となりうる疾患について診断、治療を行う医療の一分野です。
脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などの脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷、髄膜炎や脳膿瘍などの炎症性病変、頭痛・めまいの診療、てんかん、顔面痙攣に対するボトックス注射、認知症の画像診断など多岐にわたります。
また、脳卒中の二次予防などのアフターケアも外来で行い、高血圧、脂質異常症などの治療や生活指導などもしております。
脳神経外科外来日は月曜日から木曜日の午前中ですが、脳卒中が疑われる症例や頭部外傷などありましたら、御紹介いただければ診察いたします。
また、外傷後の慢性頭痛・頸部痛・腰痛、慢性的なめまい・フラツキ、のぼせ・冷え症などありましたら、東洋医学的診療も行いますので、気軽に御紹介して頂ければ幸いです。
診療担当表
医師紹介

郭 忠之 かく ただゆき
脳神経外科部長
- 専門分野
-
脳神経外科
救急医療
漢方診療
- 専門医・認定医
-
日本脳神経外科学会専門医
老人保健施設管理医師
ICLS、JPTEC、JATEC
実績
診療実績(2018年 1月-12月)
●脳神経外科入院総数 74人
内訳(疾患別)
・脳内出血 16人
・脳梗塞・TIA 5人
・クモ膜下出血 1人
・慢性硬膜下血腫 10人
・頭部外傷(外傷性SAH、急性硬膜下血腫、脳挫傷、脳震盪など)29人
・慢性硬膜下血腫 10人
・水頭症 3人
・脳腫瘍 1人(転移性脳腫瘍)
・てんかん 2人
・その他 7人
●手術の総数:12例
・穿頭血腫ドレナージ術 11人
・定位的血腫吸引除去術 1人
●ボトックス注射例 4例