日本赤十字社 大分県赤十字病院

大分赤十字病院は、患者に、職員に、地域医療機関に選ばれる病院を目指しています。

ご挨拶

患者様のニーズに沿った最善の医療を安全に提供し続け、地域で一番の選ばれる病院を目指していきます。

  令和3年4月より大分赤十字病院の院長を拝命しました福澤です。医師になり37年目となります。

  研修医、大学での研究生活、肝臓移植での米国留学を終えたのち平成4年に大分赤十字病院に赴任し30年目になります。赴任当時には行われていなかった、膵臓・胆道・肝臓の癌に対する手術をライフワークに大分県第一位、九州でも上位の手術数にすることが出来ました。沢山の患者さんをご紹介頂きました近隣の先生方にはこの場を借りてお礼申し上げます。高侵襲手術が当然であったこの分野にも腹腔鏡手術を積極的に取り入れ、施設基準の厳しい腹腔鏡下膵頭十二指腸切除をはじめ多くの手術に鏡視下手術を導入してきました。また高度技能専門医の育成も行い現在臨床レベルの高いスタッフが充実し、私の肝胆膵外科医としての役割は次の世代に伝心伝承できたのかなと思っています。これからは、時代の流れを注視しながら赤十字病院として、また地域の急性期医療を担う中核病院としての使命を果たしつつ当院を如何に発展させていくかが私の責務と考えております。

  大分赤十字病院は大分市の中心部に位置する340床の公的病院です。がん診療(地域がん診療連携拠点病院)や生活習慣病の急性期診療を中心に担っており、新型コロナ肺炎では中等症以上の患者さんの治療を行っています。また近年多くなってきた大規模な自然災害発生時には赤十字病院の使命の災害救護を担うべく迅速に救護班を派遣しています。当面は、新型コロナのパンデミックが収まるまで粛々と感染対策を取り続けながら果たすべき本来の急性期診療を行っていくしかないと考えています。

  求めていく医療の理想は、患者さんのニーズに沿った最善の医療を安全に患者さんに提供し続ける事です。とても基本的な事ではありますが、副院長時代に医療安全の責任者を担っていましたのでその難しさ、成し遂げるための病院組織のチーム力の大切さを痛感しています。医療は急速に進歩しています。病院もハードソフトの両面で遅れることなく対応、変化し続けないといけません。高齢化、人口減少など急性期病院のあり方は今後も問われ続けますが、これからも急性期医療の必要性は変わりません。当院が時代の変化の中で選ばれ続ける病院であるよう安全で質の高い医療の提供に努めたいと考えています。

  これからも大分赤十字病院をよろしくお願い致します。

大分赤十字病院 院長 福澤 謙吾

 

令和4年度 大分赤十字病院 運営方針

基本方針

地域ニーズと赤十字の使命に特化した急性期医療の推進
 

具体的目標

Ⅰ 患者さん中心の医療

    常に患者さんの声に耳を傾け、患者さん中心の満足度の高い医療・看護を提供する

Ⅱ 高度で良質な医療・看護の提供

    診療の専門性を高め、世界標準の最高の医療・看護を提供する

Ⅲ 医療連携の推進

  1.地域医療支援病院として地域医療機関との連携を強化し、地域医療に貢献する   
  2.地域包括ケアシステム構築に向けた支援体制の整備

Ⅳ 災害救護・国際救援の推進

    国内外の災害救護活動への積極的参加及び国際救援活動要員の育成

Ⅴ 救急部門の充実

     救急医療を医療の原点として捉え、二次救急指定病院としての責務を果たす

Ⅵ 健全で安定した経営基盤の確立

  1. DPC制度に沿った医療体制を追及する
  2. 診療報酬改定の施設基準に適合した体制を模索する
  3. 効率的な経営により、次期建築に向け経営健全性の向上を維持する

Ⅶ 教育・研修・研鑽

     人材の確保・養成に努め、次代を担う医療従事者の育成を推進する

Ⅷ 働き方改革への対応

     医療従事者の負担軽減のための「タスク・シフト」の推進

Ⅸ 職場環境の改善

     コミュニケーションの活性化

Ⅹ 新型コロナウイルス感染症への対応

  1. 中等症・透析患者の受入、院内感染の発生・連鎖の阻止、対応職員の心身の疲労軽減
  2. 地域の医療機関と院内感染対策について連携を図る