日本赤十字社 大分県赤十字病院

大分赤十字病院は、患者に、職員に、地域医療機関に選ばれる病院を目指しています。

臨床研修医募集

大分赤十字病院は臨床研修医を募集しています

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こちらよりお選び下さい。

指導医よりメッセージ

院長 福澤 謙吾

院長 福澤 謙吾

実りある研修を、interactive teaching で!

  新しい臨床研修医制度になり多くの研修医の諸君と接してきました。なんといっても嬉しいのはやはり自分達が指導していった研修医の方々が、成長していった姿を実感できる時です。正にゼロからの出発であった彼等が、病棟だけでなく救急の場の第一線で生き生きと仕事をしている姿を見ると頼もしく思います。

  研修医は指導医から教えられるだけでなく、先輩の研修医や同期の研修医からどんどんと吸収し伸びていきます。一方向からの指導で得られるものは非効率的であり、インタラクティブな教育環境が必要です。

  当院では、研修医の諸君がローテーション科以外の各診療科の先生方にも気軽に質問している姿をよく見かけます。中規模病院の良さの一つは、医師同士が研修医を含め全員の顔を知っているということです。どんどん分らないことを先輩に質問して伸びていってほしいと思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

副院長 金田 幸司

副院長 金田 幸司

臨床研修を大分赤十字病院でスタートしませんか?

初期臨床研修は、医師の生涯を支配する、強烈な印象が刻まれる時です。その人の臨床家としての姿がここで決まります。だからこそ沢山の研修病院の中でどこにするかを悩むのは当たり前です。

大分赤十字病院は救急・災害医療、がん診療、生活習慣病を軸にした急性期総合病院です。340床の病床数で内科全般、外科、整形、産婦人科、泌尿器、救急部など31科におおよそ65名の常勤医をかかえ、多くは大分大学と九州大学医局からの派遣医師です。各科とも研修医に対してなるべく沢山の症例を経験させ、多くの手技を習得させるように上級医による熱心な指導を行っています。

2年目の研修を終了した後は、大学医局に入局して大学病院または関連施設で専門研修に入るケースが多いですが、そのまま大分赤十字病院で後期研修を続ける人も出てきています。卒業後3年目から6年目、いわゆる後期研修医期間に相当する医師も多く、若い人たちの熱気があふれています。

副院長 石井 宏治

副院長 石井 宏治

大切な研修医時代をバランスの良い研修環境で!

  初期研修医は医師としての仕事を開始する場所であり、初めての臨床経験を積み重ねていく場所でもあるため大変大切な時期です。

  我々の病院は340床の急性期対応型で、かつ専門性の高い診療科をそろえた総合病院です。指導医の数は多く、看護師や薬剤師、事務職員などのサポート体制も整っています。毎年5名の管理型、3名程度の協力型の研修医が切磋琢磨しながら成長し、巣立っていきます。「同じ釜の飯を食べた仲間」として働くにも、ほど良い人数と距離感です。

  初期の研修で大切な救急医療では、ファーストタッチで診る患者さんと最初から上級医と共に処置していく患者さんをバランスよく診ていけるようになっています。新専門医制度に対しても大学病院などと連携し、充分な症例と指導医の下、初期研修から継続的に各科専攻医研修が出来るよう準備しております。

  私が学生時代、ある教授が最後の講義の時に、「どこに入っても良いから、きちんと研修できるところを選びなさい。そこで、その人の医師としての一生のあり方が決まるから」と言っておられました。その言葉を心に刻んで、バランスの良い研修体制の構築に努めております。大分赤十字病院で臨床研修を始めませんか。

研修プログラム概要

1年次では、内科24週、救急科8週、必修16週・選択科4週を履修します。
2年次では、地域医療4週が必修の他は、自由選択となります。但し、1年次での履修状況によっては、研修プログラムの到達目標達成のために必要な診療科を自由選択期間に履修してもらう場合があります。

1年次プログラム(例)

内科 24週(必修)
  •  内分泌・糖尿病内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、リウマチ科、腎臓内科、肝胆膵内科、脳神経内科より1科につき最大8週 合計24週
救急 8週(必修)
  • ・麻酔科 4週
  • ・救急科 4週
必修 各4週
  •  外科・小児科・産婦人科・精神科を各4週、合計16週 
選択科目4週(自由選択)
  • ・当院の診療科からの選択

2年次プログラム(例)

地域医療 4週(必修)

次の施設から選択します。

  • ・小清水赤十字病院(北海道)
  • ・臼杵市医師会立コスモス病院(大分県臼杵市)
  • ・津久見市医師会立津久見中央病院(大分県津久見市)
  • ・おげんきでクリニックこれいし(大分県大分市)
選択科目 48週(自由選択)

当院の診療科または臨床研修協力施設からの選択です。

【当院で選択可能な診療科】

  • ・内分泌・糖尿病内科
  • ・呼吸器内科
  • ・消化器内科
  • ・肝胆膵内科
  • ・循環器内科
  • ・リウマチ科
  • ・腎臓内科
  • ・脳神経内科
  • ・外科(消化器外科、肝胆膵外科、呼吸器外科)
  • ・整形外科
  • ・脳神経外科
  • ・泌尿器科
  • ・放射線科
  • ・麻酔科
  • ・救急科
  • ・病理診断科

【協力施設で選択可能な診療科】

  • ・精神科:別府医療センター、帆秋病院
  • ・小児科:大分こども病院
  • ・産婦人科:大分大学医学部附属病院、大分県立病院、別府医療センター
  • ・地域医療:小清水赤十字病院(北海道)他
  • ・血液内科:大分大学医学部附属病院、大分記念病院
  • ・地域保健:大分県赤十字血液センター

【1年次】

  分野 診療科
4月 内科 循環器内科・腎臓内科
5月
6月 リウマチ科・内分泌・糖尿病内科・脳神経内科
7月
8月 消化器内科・呼吸器内科
9月
10月 必修 外科
11月 産婦人科
12月 小児科
1月 救急 麻酔科
2月 救急科
3月 選択 自由選択

【2年次】

  分野 診療科
4月 地域
医療
地域医療
5月 選択 精神科(別府医療センター、帆秋病院)
6月 【当院】
内分泌・糖尿病内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、リウマチ科、腎臓内科、肝胆膵内科、脳神経内科、外科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科、放射線科、麻酔科、病理診断科、救急科
【協力施設】
小児科(大分こども病院)、産婦人科(大分大学医学部附属病院、大分県立病院、別府医療センター)、地域医療(小清水)、血液内科(大分大学医学部附属病院、大分記念病院)、地域保健(血液センター)
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月

研修医の在籍状況(令和5年4月現在)

  研修医の在籍人数は常時15名前後なので、同じ診療科で研修医が重複することはほとんどなく、ローテートする各診療科で充分な症例が経験できます。
  また、医科・歯科の区別なく研修医同士の情報交換・交流も盛んです。

在籍状況

13名(内訳:基幹型10名、協力型3名)

基幹型研修医の出身大学(実績)

大分大学、九州大学、長崎大学、熊本大学、宮崎大学、鹿児島大学、広島大学、鳥取大学、島根大学、福岡大学、久留米大学、東邦大学、愛知医科大学、藤田医科大学、産業医科大学、福井大学、横浜市立大学

研修医室の紹介

  研修医専用の研修医室を整備しています。研修医室は、研修医の心のオアシス、ほっと一息つける安らぎの場所になっています。

  研修医室の主な設備として、デスク・ロッカー・書棚・ソファー・パソコン・コピー機・電子カルテ端末・冷蔵庫・電子レンジ・洗面台等を備えています。 別に研修医専用の仮眠室2室があります。

臨床研修協力施設

  当院では、赤十字のグループメリットを生かし、日本全国の赤十字病院と提携した研修を行っています。
  現在以下の病院と提携しており、病院の特色を生かして充実した臨床研修が行えるように努めています。

小清水赤十字病院(協力分野:地域医療)

  北海道網走市の隣オホーツク海に面した小清水町に位置する町内唯一の病院です(病床数99床)。のどかな自然環境の中で、地域に密着した医療を展開しており、地域医療を経験するには絶好の病院です。休日には、北海道観光などを楽しめます。

  その他、大分県内の医療機関とも地域医療や精神科の分野で提携しています。

  • 1. 臼杵コスモス病院、津久見中央病院(協力分野:地域医療)
    地域の診療所の後方支援病院として、また、巡回診療等により無医地区への支援を担うへき地医療拠点病院として地域医療を支えている中核病院です。へき地・離島医療等についても経験できます。
  • 2. お元気でクリニックこれいし(協力分野:地域医療)
    大分市内で地域のかかりつけ医として、また、在宅療養支援診療所として在宅医療に積極的に取り組む診療所です。往診や在宅での看取りなど在宅医療の現状を経験できます。
  • 3. 別府医療センター、帆秋病院(協力分野:精神科)
    当院には精神科がないことから、精神科の研修は症例数の豊富な別府医療センターまたは帆秋病院で行います。
  • 4. 大分こども病院(協力分野:小児科)
    当院には小児科がないことから、小児科の研修は症例数の豊富な大分こども病院で行います。
  • 5. 大分大学医学部附属病院、別府医療センター、大分県立病院(産婦人科)

学会施設認定

         

  • 日本内科学会認定医制度教育関連病院
  • 日本糖尿病学会認定教育施設
  • 日本内分泌学会連携医療施設
  • 日本呼吸器学会認定臨床研修施設
  • 日本アレルギー学会アレルギー専門研修連携施設
  • 日本消化器病学会認定施設
  • 日本消化器内視鏡学会指導施設
  • 日本消化管学会胃腸科指導施設
  • 日本肝臓学会認定施設
  • 日本胆道学会指導施設
  • 日本膵臓学会指導施設
  • 日本循環器学会認定循環器専門医研修施設
  • 日本不整脈学会・日本心電学会認定不整脈専門医研修施設
  • 日本腎臓学会認定研修施設
  • 新リウマチ専門研修認定教育施設
  • 日本リウマチ学会認定教育施設
  • 日本眼科学会専門医制度研修施設
  • 日本外科学会外科専門医制度修練施設
  • 日本消化器外科学会専門医修練施設
  • 日本乳癌学会認定医・専門医制度関連施設
  • 日本肝胆膵外科学会高度技能医制度修練施設A
  • 日本がん治療認定医機構認定研修施設
  • 日本呼吸器外科学会専門医関連施設
  • 日本整形外科学会認定医制度研修施設
  • 日本透析医学会専門医認定施設
  • 日本泌尿器科学会泌尿器科専門医基幹教育施設
  • 日本泌尿器内視鏡学会泌尿器科腹腔鏡技術認定研修施設
  • 日本神経学会准教育施設
  • 日本医学放射線学会放射線科専門医修練機関
  • 日本麻酔科学会麻酔科認定病院
  • 日本病理学会登録施設
  • 日本臨床細胞学会認定施設
  • 日本口腔外科学会認定医制度専門医・指導医研修施設
  • 日本口腔外科学会関連研修施設
  • 日本口腔ケア学会認定口腔ケア施設
  • 日本口腔腫瘍学会指定研修施設
  • 日本静脈経腸栄養学会NST稼動施設

研修医の勉強会等について

当院ではローテーションでの各科を回っている間の勉強以外に、研修医全体での勉強会も行っています。

1)「研修医1年次・2年次対象ミニレクチャー」

平成26年度から研修医1年次・2年次を対象にしたミニレクチャーを始めました。
テーマについては、どのようなテーマの勉強をしたいか全研修医にアンケートを行い決定しました。
今後も、研修医の要望に応える形で勉強会を続けていきます。

    

2022年度 勉強会実施状況
テーマ 担当診療科
輸液について 腎臓内科
救急における画像診断 放射線科
腹痛の入院判断 肝胆膵内科
危険な心電図 循環器内科
ショック時の対応 呼吸器内科
救急外来での神経診察・頭痛の対応 脳神経内科
敗血症への対応 呼吸器内科
救急外来でのエコー 放射線科
骨折の読影と対応の仕方 整形外科
消化器疾患の救急対応 消化器内科
喘息、肺炎の初期治療 呼吸器内科
縫合の仕方 外 科
シーネ固定のコツ、脱臼の整復 整形外科
抗菌薬について 総合診療科
不明熱の考え方 リウマチ科
胸痛の鑑別 循環器内科
救急外来での創処置+フォローアップ 外 科
心エコーについて 循環器内科
ICU管理について 呼吸器内科

2)「水曜会」

2カ月に1回、第3水曜日に県内の開業医の先生方を対象として「水曜会」を行っています。
内容としては、内科系の専門領域のトピックスのミニレクチャーと、研修医の症例報告を行っています。

3)「研修医による自主的な勉強会」

上記の勉強会等以外にも自主的に研修医同志の勉強会を定期的に行っています。

4)「緩和ケア研修会」

がん患者への治療、対応などを勉強するために緩和ケア研修会に参加しています。

初期研修病院見学

  当院では随時病院見学を行っています。見学希望の方は下記ファイル内の「初期臨床研修病院見学申込書」に必要事項を記入の上、見学希望の2週間前までに送信して下さい。追って見学の可否を確認した後、結果を電子メールで返信いたします。

  ※申込人数の関係で希望日に添えない場合もありますので、できるだけ第3希望までご記入いただき、余裕を持って早めに申し込まれますようお願い申し上げます。

申込書のダウンロードはこちらから

(印刷またはダウンロードしてお使い下さい。)

[書類宛先]
下記担当者あてメールにてお送りください。
jinji-kyu@oita-med.jrc.or.jp
大分赤十字病院 総務課 担当 大林 弘尭

 

オンライン説明会・見学会

  遠方の大学で病院見学にお越しいただくことが出来ない学生の皆様、オンライン臨床研修プログラム責任者や研修医とお話をしませんか?

  詳しくはこちら↓

医師臨床研修医募集要項(追加募集)

 選考方法書類審査・面接

募集資格

・医師免許取得見込み者

・今年度医師臨床研修マッチングにてマッチングしていない者及び未参加の者

募集人員 4名
採用年月日 令和6年4月1日
提出書類 履歴書
成績証明書
卒業見込証明書
健康診断書(大学で発行の健康診断書可)
※採用時に別途当院指定用紙による健康診断書を提出
面接試験

随時(面接日については提出書類を受理後、受験者と調整のうえ決定します)
なお、定員に達し次第終了します。

面接場所 大分赤十字病院またはオンライン面接
応募締切

定員に達するまで

施設見学

随時受け入れしています。(事前連絡をお願いします)

また、オンライン説明会も受け付けています。
オンラインはこちら↓
病院見学(オンライン)

※病院見学は必須ではありません。

その他 ※マッチング参加
お問い合わせ
書類提出先
大分赤十字病院(総務課内)
〒870-0033 大分市千代町3丁目2-37
TEL:097-532-6181
FAX:097-533-1207
E-mail:jinji-kyu@oita-med.jrc.or.jp
担当:大林
雇用形態 臨床研修医(常勤嘱託職員)
給与 1年次360,000円(当直手当、交通費等は含まず)
2年次370,000円 (当直手当、交通費等を含まず)
当直 1ヶ月あたり3~4回程度 手当:1回あたり1年次13,000円、 2年次14,000円
住宅 専用宿舎なし
但し、住宅手当支給有(当院規定により支給、上限28,500円)
社会保険 健康保険・厚生年金・日赤企業年金基金・雇用保険加入
勤務時間 午前8時30分から午後5時10分まで(休憩時間55分)
一週間の勤務時間38時間45分
休暇 土・日・国民の祝日・夏季休暇(3日)・年末年始休暇(6日間)
赤十字創立記念日(5月1日)
有給休暇 労働基準法どおり(6ヶ月後から10日)
※採用から6ヶ月間に4日取得可
その他特別有給休暇有り
禁止事項 研修期間はアルバイト診療を行ってはならない。

歯科医師臨床研修医募集要項(募集は終了しました)

募集資格 歯科医師免許取得見込み者
募集人員 1名
採用年月日 令和6年4月1日
提出書類 履歴書
成績証明書
卒業見込証明書
健康診断書(大学で発行の健康診断書可)
※採用時に別途当院指定用紙による健康診断書を提出
選考方法 書類審査・面接
面接試験 随時募集しています。(下記担当までご連絡ください。)
面接場所 大分赤十字病院
応募締切

提出書類を開催日の1週間前までに提出して下さい。

あわせて事前に総務課担当までご連絡下さい。

施設見学

随時受け入れしています。(事前連絡をお願いします)

また、オンライン説明会も受け付けています。
オンラインはこちら↓
病院見学(オンライン)

※病院見学は必須ではありません。

その他 ※マッチング参加
お問い合わせ
書類提出先
大分赤十字病院(総務課内)
〒870-0033 大分市千代町3丁目2-37
TEL:097-532-6181
FAX:097-533-1207
E-mail:jinji-kyu@oita-med.jrc.or.jp
担当:大林
雇用形態 歯科臨床研修医(常勤嘱託職員)
給与(総支給) 280,000円 程度(当直手当、交通費等を含む)
日直 1回あたり12,000円
住宅 専用宿舎なし
但し、住宅手当支給有(当院規定により支給、上限28,500円)
社会保険 健康保険・厚生年金・日赤企業年金基金・雇用保険加入
勤務時間 午前8時30分から午後5時10分まで(休憩時間55分)
一週間の勤務時間38時間45分
休暇 土・日・国民の祝日・夏季休暇(3日)・年末年始休暇(6日間)
赤十字創立記念日(5月1日)
有給休暇 労働基準法どおり(6ヶ月後から10日)
※採用から6ヶ月間に4日取得可
その他特別有給休暇有り
禁止事項 研修期間はアルバイト診療を行ってはならない。