日本赤十字社 大分県赤十字病院

大分赤十字病院は、患者に、職員に、地域医療機関に選ばれる病院を目指しています。

お知らせ

令和6年能登半島地震での救護活動について(こころのケア班)投稿日:2024.3.26

令和6年1月1日より発生した地震に関して、石川県に宮崎県支部と合同でこころのケア班を派遣しました。

被災された方は、さまざまなものを失った体験や避難生活による環境変化などにより、大きなストレスを感じることもあります。被災者の健康や身近な悩みなどをお聞きすることにより、安心感を築いていく心理的な支援と、ハンドケアや足浴などのリラクゼーション、子どもの遊び場の設置、ストレス対処法の広報活動などの社会的な支援も行うのがこころのケア活動です。

3月3日に大分県を出発し、4日~8日の五日間の活動を行い、石川県七尾市の市役所本庁舎と分庁舎にて自治体職員への支援を行い、また活動している救護班や保健師と連携して被災者への支援を実施しました。

被災した市民を支援している自治体職員は、支援者であると同時に被災者でもあります。疲労が蓄積している部署もみられるため市役所本庁舎と分庁舎内に開設したリフレッシュルーム「ホッとルーム」にて、こころとからだをほぐし休息のきっかけにしていただきたいという思いでハンドケアや足浴などを実施しました。 

被災地域では、被災している市民だけでなく、支援している自治体職員も疲弊しており長期的な継続した支援とこころのケアが必要だと感じました。

 

 

 

 

「令和6年能登半島地震災害義援金」受付中

日本赤十字社では、令和6年能登半島地震災害による義援金を受け付けております。
皆さま方からお寄せいただきました義援金は、被災地の方々の生活を支援するため、被災都道府県が設置する義援金配分委員会へ全額をお送りします。

詳細はこちらをご覧ください。