日本赤十字社 大分県赤十字病院

大分赤十字病院は、患者に、職員に、地域医療機関に選ばれる病院を目指しています。

お知らせ

令和6年能登半島地震での救護活動について(第二班)投稿日:2024.2.14

令和6年1月1日より発生した地震に関して、石川県に救護班第二班を派遣しました。

1月28日に大分県を出発し、29日~31日の三日間の活動を行い、石川県七尾市内の避難所において巡回診療や避難所アセスメントを実施しました。

第二班が派遣された期間は震災発災から1ヶ月近くが経過しており、長期間の避難所生活によるメンタル面で不調や感染症の蔓延、エコノミークラス症候群などが懸念されたため、こころのケアや感染症対策(換気や風邪症状がある方の部屋割りなど)を重点的に行いました。

避難されている方々とお話しすると、やはり長期的な避難による疲れが出ている印象があり、継続的なこころのケアの必要性を感じました。

また、ほとんどの避難所において断水が続いており、水道の復旧に関してはまだ時間がかかりそうな印象を受けました。

活動を行っていく上で、あるご高齢の避難者の方から「遠いところからわざわざ来てくれたんだね。皆さんのおかげで私たちもがんばれるよ。」という声をかけていただきました。

地震発生から1ヶ月が経ちましたが、まだまだ被災者に寄り添った支援の必要性を感じました。

大分赤十字病院では今後も被災地へ救護班を派遣し活動を行う予定です。

 

「令和6年能登半島地震災害義援金」受付中

日本赤十字社では、令和6年能登半島地震災害による義援金を受け付けております。
皆さま方からお寄せいただきました義援金は、被災地の方々の生活を支援するため、被災都道府県が設置する義援金配分委員会へ全額をお送りします。

詳細はこちらをご覧ください。