日本赤十字社 大分県赤十字病院

大分赤十字病院は、患者に、職員に、地域医療機関に選ばれる病院を目指しています。

tel:097-532-6181

呼吸器センター開設

脳卒中の血管内治療メイン画像

医療機関の認定

日本呼吸器学会認定臨床研修施設
日本アレルギー学会認定教育施設
日本呼吸器内視鏡学会関連認定施設
呼吸器外科専門医合同委員会関連施設

現状及び特色

 2016年10月に呼吸器内科と呼吸器外科が同じ病棟に集約され、呼吸器センターが開設されました。センター化によって、多種多様な呼吸器疾患の診断と治療がより効率的に行えるようになり、経験豊富なスタッフによるより質の高いチーム医療が可能となりました。

 同じ呼吸器疾患の患者さんでも、診断や病状は様々であり、薬物を中心とする内科治療が適しているのか、手術による外科治療が適しているのかを判断するのは、時に難しい場合があります。

 気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、肺炎などの呼吸器感染症、間質性肺炎などのびまん性肺疾患、呼吸不全などは呼吸器内科が担当し、専門的かつ先進的な治療を行っています。

 肺癌や縦隔腫瘍の他、気胸・膿胸などの胸膜疾患などは外科治療を必要とするケースが少なくなく、呼吸器内科医と呼吸器外科医が協同して、患者さんひとりひとりの病状に合わせた最適な治療を選択しています。当呼吸器センターにおいては、肺癌が最も重要な疾患であり、肺癌診療は、呼吸器内科、呼吸器外科に加え、放射線科の放射線治療部門との協同によって行われています。

 肺癌の診断は呼吸器内科が担当し、診断確定後、呼吸器内科医、呼吸器外科医、放射線治療医、病理診断医によるキャンサーボードにおいて治療戦略をたて、ガイドラインに基づく集学的個別化治療を実践しています。手術適応がある場合は呼吸器外科にて胸腔鏡を用いた低侵襲手術を含む外科的治療が行われ、手術適応のない進行肺癌の場合は呼吸器内科において分子標的治療薬を含む抗がん剤による化学療法が行われます。

 また、一部の症例には、定位放射線治療を含む根治的放射線治療が選択されます。さらに、終末期の緩和ケアを必要とする患者に対しては、緩和ケアチームとの連携のもと、質の高い緩和ケアを提供しています。

 センター化によって、肺癌を中心に、より高度な医療が提供できるよう、スタッフ一丸となって努力してまいります。一般の皆様あるいは医療関係者の方々には、是非とも当センターをご利用、ご紹介いただけますよう心よりお願い申し上げます。