腎・泌尿器センター
腎・泌尿器センターについて
腎・泌尿器センターは腎臓内科4名、腎・泌尿器科3名で、2016年10月から同じ病棟で診療に当たっています。腎臓内科は腎臓の働きが悪くなるのを治すことが究極の目標です。
腎・泌尿器科は腎臓・尿管・膀胱・前立腺の癌、尿路結石や前立腺肥大症などの尿路閉塞する病気の診断と治療を行っています。ですから2つの科で腎臓・尿路系の形態の異常、働きの異常を一緒に診てゆけます。
腎臓内科が扱う病気としては検診で蛋白尿・血尿から見つかる慢性腎炎。高血圧や糖尿病から進行してくる慢性腎臓病(慢性腎不全)、それがさらに悪化した末期腎不全での血液透析・腹膜透析(CAPD)治療に対応します。
慢性腎炎は正確な組織診断後に治癒を目指し、慢性腎不全で腎臓の働きが落ちてからは、その進行を遅くするための薬物治療。さらに腎臓の働きがなってしまった末期腎不全では血液透析、腹膜透析、腎臓移植という、自分の腎臓に代わる治療を選択して行います。
泌尿器科は腎臓・尿管・膀胱・前立腺の癌、尿路結石、前立腺肥大症、尿路奇形などに対して、手術・化学療法・放射線療法などで患者さんに負担の少ない治療を幅広く対応しています。これらの腎臓から尿路全般の治療が可能です。現在、腎生検数、透析導入数、尿路腫瘍および尿路結石の手術数とも大分県で1-2位の症例数を誇っています。