当院職員の新型コロナウイルスへの感染について投稿日：2020.3.29
１ 経過
3月28日(土)、当院職員がPCR検査の結果、新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしました。
当該職員は、3月24日まで勤務し25日（水）に人事異動し同日午後から発熱などの症状を訴え、28日（土）に他県でPCR検査を受けたところ陽性が判明いたしました。
現在、他県の指定した医療機関において入院治療中となっております。
なお、濃厚接触者である職員1名と念のために当該職員が関係した入院患者さん５名と同僚職員については２９日にPCR検査を実施したところ全員の陰性が確認されました。
また、当該職員については、過去2週間以上は外来勤務を行っておりません。
現在、厚生労働省クラスター対策班・大分県・大分市保健所も当院へ派遣され今後の対策等についての協議を行っております。
２ 病院の対応
① 当該職員が関与した入院患者さんについては、経過観察を行っております。
② 濃厚接触者1名は28日より自宅待機とし健康観察を行っております。
③ （念のために）４月５日までの間、外科、呼吸器外科の外来診療を休止し、手術も延期いたします。
※ なお、他の診療科及び救急については変更ございません。
患者さん、ご家族また地域の皆様には多大なご心配をおかけすることになり、心よりお詫び申し上げます。
令和2年3月29日
大分赤十字病院 院長 本廣