多発性嚢胞腎に対する新薬治療が開始されました投稿日:2015.6.04
常染色体優性遺伝型多発性嚢胞腎に対して、経口薬剤であるサムスカ錠(トルバプタン)が処方できるようになりました。
この薬剤は、日本を含む世界規模の治験により、腎臓の嚢胞が大きくなるのを抑制することが証明されています。
これにより、腎機能の低下や、血尿・嚢胞感染などが抑制できる可能性があります。
この薬剤を服用していただくためには病気や治療に対して十分な知識を持つ専門医師のもとで、詳しい説明や検査を受けた患者さんが対象となります。
当院では、この新しい治療薬を安全に服用していただけるように、腎臓内科にて態勢を整えております。
ご相談ください。